耳鼻咽喉科の病気

補聴器外来

補聴器とは

補聴器とは難聴で聞こえにくくなった音を増幅して耳に伝え、言葉の聞き取りを改善するものです.補聴器を適切に使用することで、ご家族を含めた人とのコミュニケーションが改善し、日常生活が快適に過ごしやすくなります。

花粉症

補聴器は買ってきてただそのまま装着するだけでは使い物にはなりません。難聴の程度や、どのような音が聞き取りにくくなっているか、どのような音が入ってくれば人の言葉が聞き取りやすくなるか、といったことは各個人で大きく異なります。

補聴器のフィッティング

補聴器のフィッティングとは

補聴器は、補聴器に入ってきた音のうち、どのような音質、音量を耳に向けて出すのかを調節し、さらにその音を効果的に違和感なく耳に送り出すためにはどのような耳栓の形がよいか、などを調節していくことによって、それを装着する人がより満足できるように作り変えていきます。 これをフィッティングと言い、普通は3ヶ月程度の間に数回以上のフィッティングを行なうことでようやく満足できる補聴器ができあがります。この点が単純に音を大きくする集音器と医療機器である補聴器の大きな違いです。

生活環境の雑音に対する調整と慣れ

補聴器のフィッティングに時間がかかる理由の一つは、補聴器を考えていらっしゃる方がそれまでに「非常に静かな環境」での生活に慣れてしまっていることです。現在難聴で困っている方は、聞き取りたい人の言葉が聞こえないという不便を感じている一方、日常生活にあふれている生活環境の雑音(食器同士が当たるカチャカチャ、車の騒音、扉の開け閉めによるバタン、など)もあまり聞かずに済んでいます。

はじめて補聴器をつけた難聴の方は、その久しぶりの生活環境雑音にびっくりし、かつ不快に感じることが知られています。したがって、満足できる補聴器を手に入れるためにはまず、その雑音に慣れる必要があります。こうして「慣れる」ということは脳のトレーニング、あるいはリハビリテーションとも言われています。その補聴器によって十分な補聴効果を得て、なおかつ雑音にあまり困らなくなるまで、だいたい3ヶ月程度かかると言われています。

実際に補聴器を作る場合、最初から人の言葉がよく聞き取れる十分大きな音を耳に入れるように調整してしまうと、ほとんどの方はこの雑音に耐えられないので、基本的に「多少不快だが耐えられる程度」の音量から始めます。この程度の音量で毎日10時間頑張って使っていただき数日から1週間ほど経つと、ほとんどの方は「不快に感じない、むしろ物足りない」といった状態になります。それを確認の上、次のフィッティングでもう少し聞き取りしやすい音の大きさに変え、これでやはりまた慣れていただきます。

このようにして3ヶ月ほどをかけ、数回のフィッティングを経てようやく満足できる補聴器本来の効果が得られます。
これが現在の補聴器作製のスタンダードな流れです。

アナログ補聴器とデジタル補聴器について

補聴器にはアナログ補聴器とデジタル補聴器があります。
近年、補聴器として使用されているほとんどがデジタル補聴器と言われるものです。

どのように違うのかというと、デジタル補聴器を分解すると様々な電子部品が組み込まれており、音をデジタル処理することにより、より雑音を抑えたり、必要な音を選択し大きくしたり、ハウリングを少なくしたりとアナログ補聴器ではできなかった機能が追加され、様々な環境下で聴力を助けてくれます。

一方、アナログ補聴器は簡単な増幅器、調整期を通して音処理を行います。

補聴器の選び方

補聴器には様々な種類の補聴器があります。

形状による種類

耳あな型

耳の穴の中に入れるタイプなので、小型であり軽量で、目立ちにくい補聴器です。耳(耳介)の集音機能を活かし、自然に近い形で音を聴きとることができます。耳の形状と聞こえの程度に合わせてオーダーメイドで作製します。難聴の程度が強い方には満足できる聞こえを得られないことがあります。

耳かけ型

耳の上にかけて使うタイプで、耳あな型と比較してもあまり目立ちませんし、操作は簡単です。とても小さく、カラフルでおしゃれなデザインも増え、価格も幅広くあります。現在はほとんどの難聴に対応できる最もスタンダードなものです。

RIC型

一見耳かけ型ですが、部品の一部(レシーバーと言います)が耳穴の中に入るため、本体はずいぶん小さくなっています。ただし、難聴が強い場合や、難聴の種類によっては十分な聞き取り効果が得られないことがあります。

ポケット型

補聴器として初期のタイプで、本体にはスイッチやボリュームを操作する部分がついていて、イヤホンはコードでつながっています。主に難聴の強い方、小さなボタンによる細かいスイッチ操作が難しい方に向いています。マイク内蔵型のタイプでは話し手に本体を向けることで聞き取りやすくなります。

補聴器外来とは

聞こえが悪くなって困っていらっしゃる方は、当院を受診してみてください。
当院は補聴器適合判定医師による診察・診断を行っています。

発症後早期の突発性難聴や中耳炎などといった、治療によって聞こえが改善する可能性のある疾患については聞こえを改善するための治療を優先します。一方で、現在の医療では聴力の改善が見込めない場合、日常生活を営むに当たって補聴器がとても役に立つことがあります。近眼や老眼に対してメガネを作ることと似ています。補聴器はその方に合った強さのものを作ることがとても重要で、この点はメガネと同様です。しかしメガネとは異なり、1回のみの調整で十分な補聴器を作ることはできません。何度も調整を繰り返す必要があります。

補聴器を作製するまでには、聞き取りが良く、かつできるだけ不快の少ない調整から始め、患者さんが慣れていただくことにより、より使い勝手のよい補聴器へ変えていくという手順が重要です。そのため2週間ごとに来院していただき、少しずつ音を大きくしていきます。

補聴器外来は新しく補聴器を作るだけではありません。
現在お持ちの補聴器のフィッティングも行います。

補聴器外来【予約制】

毎月第1、3、5水曜日の午前診、
毎月第2、4火曜日の午後診に行っております。
まずは通常の一般診察を受診し、補聴器の相談とお伝えください。

当院での補聴器外来の流れ

1.診察

まずは通常の一般診察を受診してください。

2.聴力などの検査

聴力や鼓膜などの検査を行います。
補聴器の作製、調整がよい、と判断した場合は補聴器外来を予約していただきます。

3.予約

毎月第1、3、5水曜日の午前診、毎月第2、4火曜日の午後診に行っております。
認定補聴器技能者と医師による指導を行います。

4.補聴器外来

メーカーによる補聴器の適応と医師による指導を行います。

およそ3ヶ月の試用とその間の調整(フィッティング)の上、
補聴器が十分使用できると判断した場合、ご購入いただきます。

取扱い補聴器メーカー

  • リオネット補聴器
  • フォナック
  • スターキー
  • ワイデックス
  • など

耳鼻咽喉科で診療する病気について

CLINIC INFO

診療時間

診療時間

木曜、土曜午後、日曜、祝日

土曜日は午前9:00~午後1:00の診療となります。

ひろた耳鼻咽喉科医院

〒607-8306 京都市山科区西野山中鳥井町75-1

  • 京阪バス 「大石神社」バス停下車すぐ
  • 地下鉄東西線「椥辻(なぎつじ)」駅下車 徒歩15分
  • 駐車場: 10台

075-594-1133

予約専用 050-5577-7067

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